『二条城』のご紹介-vol.2-|HOTEL KADO GOSHO-MINAMI KYOTO|公式サイト

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『二条城』のご紹介-vol.2-

2019.07.12


「HOTEL KADO GOSHO-MINAMI KYOTO」は二条城へ徒歩15分ほどの距離に位置しています。

今回は、国宝・二の丸御殿の歴史や見どころについて、ご紹介いたします。


二の丸御殿は全6棟の建物からなり、江戸初期に完成した住宅様式である書院造の代表例として日本建築史上重要な遺構です。
天守ではなく住まいの部分である「御殿」が現存するのは日本国内にたったの4つ、高知城・掛川城・川越城と二条城だけです。
その中でも唯一御殿として国宝の指定を受けているのが二条城なのです。

建物面積3300㎡、部屋数は33もあり、畳は800畳あまり敷かれている広大な建物の内部は、日本絵画史上最大の画派である狩野派による障壁画と、多彩な欄間彫刻や飾金具によって装飾されており、将軍の御殿にふさわしい豪華絢爛な空間となっています。

そして、二の丸御殿の中でも一番格式が高いとされる大広間にて、1867年、15代将軍慶喜が「大政奉還」の意思を表明しました




今の二条城の原型が整ったのは、三代将軍家光が後水尾天皇を二条城へ招くために数年がかりで行った大改築によるものです。
創建は家康ですが、完成させたのは家光といえます。

国宝・二の丸御殿の正門にあたる唐門もまた後水尾天皇行幸の際に設置されました。
堂々たる唐破風や極彩色の彫刻が特徴で、同時代の唐門の中では国内最大級といわれています。
壮麗な建築物に天皇を迎えることで、江戸幕府の支配が安定したものであることを世に知らしめようとした徳川家の考えがくみ取れます。



二の丸御殿に隣接するように広がるのは国の特別名勝に指定されている二の丸庭園です。
江戸時代を代表する茶人であり造園師の小堀遠州の手による書院造庭園で、御殿のどこから見ても美しいように配置された庭園となっています。


「HOTEL KADO GOSHO-MINAMI KYOTO」は国宝・二条城まで徒歩15分ほどの距離に位置しています。
京都御苑・京都御所とあわせて、日本の遺構として名高い二条城へ訪れる際にも、是非当ホテルをご利用ください。

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